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冬の親の家で気をつけたい9つのこと。お風呂・室温・夜のトイレ
親が年をとったらの記事から、冬に親の家で気をつけたいことを9つにまとめました。どれも、記事で研究と公的なデータを確かめた内容です。全部をいっぺんに始める必要はありません。親と話しながら、できそうなものから選んでください。
「わかっている度」は、元になった記事の研究の量と質から判断した3段階の目安です。各項目のリンク先で、研究の中身と出典を確認できます。
お風呂
浴槽での溺死の約95%は65歳以上で、冬の寒い日に集中します。備えは「温度差を小さくする」「温まりすぎない」「倒れても気づける」の3つです。
脱衣所と浴室を、入る前に暖めるわかっている度 ★★☆
暖かい部屋と寒い脱衣所・浴室の温度差を小さくします。
お湯は41度以下、つかるのは10分までわかっている度 ★★☆
消費者庁が示している目安です。持病がなくても事故は起きるので、家族で決めておくと安心です。
入る前と入浴中に、声をかけるわかっている度 ★★☆
家のお風呂でひとりで倒れると、誰にも気づかれにくいことがわかっています。お酒・食事・薬のすぐ後の入浴も避けます。
家の寒さ
日本の冬の家は、居間・脱衣所・寝室とも18℃を下回ることが多く、室温が低いほど朝の血圧が高い関連があります。高齢になるほど、その差は大きくなる傾向です。
温度計を置いて、室温を一緒に見るわかっている度 ★★☆
「寒いのは体に悪いからやめて」ではなく、数字を一緒に見て、親が納得できる暖め方を選んでもらいます。
朝の起きる前と、寝る部屋を優先して暖めるわかっている度 ★★☆
居間だけでなく寝室や脱衣所も含めて、18℃を一つの目安にします。暖房代を気にする親には、使う部屋と時間を絞る案から話します。
夜のトイレ
夜中に何度もトイレに起きる高齢者は、転ぶ危険が約1.2倍でした。冬は廊下やトイレの寒さも重なります。
寝室からトイレまでを、一緒に歩いてみるわかっている度 ★★☆
暗いところ、段差、寒いところがないかを確かめます。回数を責めたり、水分を勝手に制限したりはしません。原因の見立てはかかりつけ医に任せます。
居室・寝室と玄関を、一緒に見直すわかっている度 ★★★
高齢者が転んで救急車で運ばれる場所は、住まいの居室・寝室が最多です。住まいの見直しは、転んだことのある親で特に効果が見られました。
年末年始の帰省のときに
帰省は、親の暮らしの変化に気づける機会です。
「好きなことを長く続けるために」と伝えるわかっている度 ★★★
「転ばないように」より、親が大事にしていることを入り口にすると話が進みやすくなります。
次に会う日を、帰り際に決めておくわかっている度 ★★☆
親が週1回以上、誰かと会うか連絡を取っていることが一つの目安です。子どもはその一部を担えば十分です。
体調や持病で気になることがあれば、かかりつけ医か、親の住所を担当する地域包括支援センターに相談できます。