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帰省チェックリスト。離れて暮らす親の家で確かめたいこと
年末年始やお盆の帰省は、離れて暮らす親の暮らしの変化に気づける機会です。親が年をとったらの記事から、帰省したときに確かめたいことを21個のチェックにまとめました。各項目に、親への声のかけ方と、根拠になる記事を添えています。
親を試したり、問い詰めたりするためのリストではありません。全部を一度に確かめる必要もありません。気になる項目が複数重なったら、かかりつけ医か、親の住所を担当する地域包括支援センターに相談できます。チェックは、このページを閉じると消えます(どこにも送られません)。
暮らしの様子と物忘れ
電話での様子だけでは判断できません。帰省のときに暮らしを見て、気になることが重なるかを確かめます。
電話では指摘せず、気づいたことをメモしておきます。
責めずに一緒に探し、置き場所は親に決めてもらいます。「一緒に探そうか」
体験の一部を忘れるのは年齢の範囲。体験ごと忘れて暮らしに困るなら相談の目安です。
体と食事
食の細さやむせは、本人も気づきにくい変化です。
「もっと食べて」より、体重を一緒に量ることから。「私も最近量ってるんだけど、一緒にどう?」
5つのサインのうち2つ以上なら、歯科やかかりつけ医に相談する目安です。
薬を減らすのは家族の役目ではありません。全部を並べて、医師・薬剤師に見てもらうきっかけにします。
「認知症予防」ではなく「話しやすくするため」と伝え、まず耳の診察から。
家の中
高齢者が転んで救急車で運ばれる場所は、住まいの居室・寝室が最多です。
一緒に歩いて確かめます。回数を責めたり、水分を勝手に減らさせたりはしません。
全部を片付けず、危ない場所から。捨てるかどうかは親が決めます。
火の周りだけは一緒に確かめます。
温度計を置いて、数字を一緒に見ます。「寒いのは体に悪いからやめて」より「一回測ってみようか」
お湯は41度以下、つかるのは10分まで。「好きなお風呂を安全に続けよう」と切り出します。
運転
一度のミスより、前と比べた変化を見ます。
運転中は口を出さず、降りてから「心配」を主語に話します。
通知が届いたら日程を一緒に確かめ、結果がどうでも一緒に考えると伝えます。
お金と詐欺
親を疑うのではなく、家族みんなのルールとして話します。
責めずに契約書の日付を一緒に見ます。訪問販売なら書面を受け取って8日以内はクーリング・オフできます(相談は188)。
「お金の話が出たら、一度切って家族に電話」を家族のルールにします。
スマホは取り上げず、注文前と困ったときに声をかけやすくしておきます。
つながりと、もしものとき
帰省の帰り際に決めておくと、次からが楽になります。
「最近、誰と話した?」と気軽に聞きます。子どもはその一部を担えば十分です。
電話は短くても、曜日を決めて続けます。
見張るのではなく、親が負担に感じない形を一緒に選びます。
気になることが重なったら、家族だけでも無料で相談できます。