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親が年をとったら確かめたい10のこと。相談先・物忘れ・転倒・薬・お金

親が70代・80代になったときに、子どもが確かめておきたいことを10個にまとめました。どれも、親が年をとったらの記事で研究と公的なデータを確かめた内容です。全部を一度に進める必要はありません。親と話しながら、気になるものから1つ選んでください。

「わかっている度」は、元になった記事の研究の量と質から判断した3段階の目安です。各項目のリンク先で、研究の中身と出典を確認できます。帰省のときに使える帰省チェックリストもあります。

  1. 相談先:親の住所を担当する地域包括支援センターを調べておくわかっている度 ★★★

    介護が始まる前の漠然とした心配の段階から、本人も家族も無料で相談できる最初の窓口です。

    詳しく:地域包括支援センターとは?親のことで子どもが相談できること

  2. 物忘れ:年齢によるものと、相談の目安の違いを知っておくわかっている度 ★★☆

    体験の一部を忘れて本人に自覚があるなら年齢の範囲。体験ごと忘れて暮らしに困りごとが出ているなら、相談を考える目安です。

    詳しく:親の物忘れは年のせい?認知症のはじまりとの違い

  3. 転倒:運動と住まいの見直しを、2本立てでわかっている度 ★★★

    運動は誰にでも効果があり、住まいの見直しは転んだことのある親で特に効果が見られました。「好きなことを長く続けるために」と伝えます。

    詳しく:親の転倒を防ぐには?家の中で多い場所と、効果が確かめられた対策

  4. 薬:全部の薬を、かかりつけ医か薬剤師に一度見てもらうわかっている度 ★★☆

    何種類から危ないという決まった線はありません。気をつけたいのは数より中身と、全体を誰も見ていないことです。

    詳しく:親の薬が多すぎる?何種類から気をつけるか、高齢者の多剤服用でわかっていること

  5. 聞こえ:困っている場面を聞いて、まず耳の診察からわかっている度 ★★☆

    補聴器で認知症のリスクが下がるかは、まだ結論が出ていません。「話しやすくするため」として考えます。

    詳しく:親の聞こえが悪くなった。補聴器を使うと認知症のリスクは下がる?

  6. 食事:体重の変化を一緒に見るわかっている度 ★★☆

    6か月で2〜3kg以上減った、またはBMIが20以下なら、低栄養のおそれがある目安です。

    詳しく:親の食が細くなった。体重の減り方で見る、低栄養とフレイルの目安

  7. 運転:運転しない日の移動手段を、先に一緒に調べるわかっている度 ★★☆

    返納は迫るものではなく、親と一緒に選ぶもの。車をやめた後は、趣味や友人に会いに行く外出が減りやすいことがわかっています。

    詳しく:親に免許返納をどう切り出す?研究でわかった傷つけない話し方と準備

  8. お金:残高ではなく、置き場所と「誰に何を頼みたいか」を聞くわかっている度 ★★☆

    親が元気で自分で決められるうちに話すのがよいとされています。

    詳しく:親とお金の話をいつするか。認知症になる前に家族で確認しておきたいこと

  9. 詐欺:電話の受け方とお金の話の合言葉を、家族のルールにするわかっている度 ★★☆

    特殊詐欺の被害の入り口は電話が約8割。「お金の話が出たら、一度切って家族に電話」を合言葉にします。

    詳しく:高齢の親は特殊詐欺にだまされやすい?被害のデータと家族でできる対策

  10. つながり:親が週1回以上、誰かと会うか連絡を取っているかわかっている度 ★★★

    ひとり暮らしそのものより、人とのつながりが少ないことが健康と関連していました。子どもはその一部を担えば十分です。

    詳しく:親がひとり暮らし。孤立や孤独は健康にどれくらい影響する?